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キャンピングカーにトイレは付けるべき?4つの種類を解説

キャンピングカーにトイレは付けるべき?3つの種類を解説

キャンピングカーの購入を検討するときには、トイレを付けるかどうかも併せて検討する人も多いでしょう。
キャンピングカーでの移動は、長距離になる場合が多く、長時間トイレに行けないこともありますよね。
そんなときのために、キャンピングカーにトイレを付ける人が増えてきています。

本記事では、

  • キャンピングカーにトイレを付けるべきか
  • キャンピングカーに付けられるトイレの種類

についてお伝えしていきます。

CONTENTS

キャンピングカーにトイレは付けるべき?

結論から言うと、キャンピングカーにトイレは必ずしも必要ではありません。
なぜなら、移動中はコンビニやサービスエリアがあり、こまめにトイレ休憩が取れることも多いから。
それでは、どういった人がトイレを付けると便利なのでしょうか。
キャンピングカーにトイレを付けるメリット・デメリットと共に見ていきましょう。

トイレを付けるメリット

キャンピングカーにトイレを付けるメリットは、何と言っても、いつでもトイレに行ける安心感がある点です。
目的地が山の中だったり渋滞で車が動けない状況だったりすると、道中でトイレに行きたくてもいけないことがありますよね。
また、キャンプ場やサービスエリアの公衆トイレは汚れている場所もあり、使うことに抵抗感を抱いている女性も少なくはありません。
そんなときでも、車内のトイレはいつでも清潔に使えるので安心です。

また、高齢者や子供が同乗している場合は、トイレの設置が不可欠です。
高齢者や子供は長時間トイレの我慢ができなくて困ることが多いので、できればトイレを設置しておくようにしたいものです。
そのため、女性や子供、高齢者が乗る場合は、トイレを付けておくと安心できますよ。

トイレを付けるデメリット

キャンピングカーにトイレを付けるデメリットは、貴重なスペースを占領してしまう点です。
車種によってはトイレを着けると、ほかの設備のスペースがなくなってしまうことがあります。
スペースの確保が難しく、トイレを付けることができない車種も多いです。

また、においや後始末の心配もあります。
狭い空間内で長時間過ごしますので、トイレを使用した際のにおいが気になりますよね。
さらに、使用後は汚水タンクの処理が必要になるので、後処理に抵抗がある人もいるかと思います。
しかし、近年では専用の強力な消臭剤がありますし、汚水タンクの処理も意外と簡単に済みます。
においや後始末の問題はそこまで心配する必要はないでしょう。

キャンピングカーの4つのトイレの種類

キャンピングカーに付けられるトイレには、大きく分けて以下の4種類があります。

  1. カセット式トイレ
  2. ポータブル式トイレ
  3. ブラックタンク式トイレ(マリン式トイレ)
  4. ラップポン式トイレ(最新)

どのトイレも排泄物をタンクに貯め、後処理の際に、所定の場所に汚水を流してタンクを水洗いする必要があります。
それぞれのトイレに特徴がありますので、ご自身に合ったトイレを選んでください。

①ポータブル式トイレ

バンコンに付けられることが多いポータブル式トイレは、名前の通り持ち歩くことが可能なトイレです。
比較的価格が安くて、性能がいいものも多いです。
タンクがいっぱいになったら、公衆トイレや浄化槽で中身を捨てることが可能です。
タンクを水洗いする際は、水を入れて何度か振ってすすげば問題ありません。
使うときは、専用の消臭剤と水を入れるだけでいいので、使用方法が非常に簡単なのが嬉しいですね。

②カセット式トイレ

カセットトイレは、ポータブル式トイレとは異なり、車体に固定するタイプのトイレです。
車体が大きめなキャブコンなどに付けられることが多く、あらかじめ標準装備されていることもあれば、オプションで付けることもあります。
容量が大きいので長時間の旅行でも安心ですし、比較的家のトイレの使用感に近いのが特徴です。
後処理の際は、タンクだけを取り外し、トイレや浄化槽で中身を捨てます。
洗浄のしかたや使用時のセットのしかたは、ポータブルトイレとほぼ同じで簡単です。

③ブラックタンク式トイレ(マリン式トイレ)

輸入車に多く付けられているブラックタンク式トイレは、船などに使われるものと同じトイレです。
車内に固定のタンクが付いているのが特徴で、キャンプ場やRVパーク等の車中泊施設に『ダンプステーション』という専用の汚水処理施設があることもあります。
後始末の際は、ホースを使って直接浄化槽に汚水を捨てることが可能です。
タンクを持ち運んで洗う必要がないので手間がかかりません。

④ラップポン式トイレ(最新)

キャンピングカーにトイレを設置する最大のデメリットと言ってもいいであろう「清掃」を解消するトイレです。
1回使用するたびに、電気の力でフィルムを圧縮し、その密閉された袋のままゴミとして処理できます。
当社のキャンピングカーも、このタイプのトイレを採用しています。
これまでのキャンピングカーのトイレの常識が変わると言っても過言ではありません。

トイレはあれば役立つのでぜひ検討を

キャンピングカーのトイレについてご紹介してきました。
必ずしもトイレを付ける必要はありませんが、あれば旅が劇的に快適になるので、検討してみても良いと思います。
とくにポータブルトイレはキャンピングカーの車体が小さめでも付けられますし、災害時に役立ちますので、購入しておくことをオススメします。
キャンピングカーにトイレが標準装備されていない場合、オプションで付けることが可能です。
キャンピングカーのトイレに関するお悩みは気軽にご相談くださいね。

キャンピングカーにトイレは付けるべき?3つの種類を解説

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CAMPER ASSISTのアバター CAMPER ASSIST キャンパーアシスト

奈良県大和郡山市でオリジナルキャンピングカーの製造・販売や、RV車のカスタム・修理などをおこなっているキャンピングカービルダーです。

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