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リチウムイオンバッテリーはキャンピングカーライフを豊かにする

リチウムイオンバッテリーはキャンピングカーライフを豊かにする

リチウムイオンバッテリーはキャンピングカーに搭載するサブバッテリーの1つです。長期間の使用が可能で、急速充電もできます。
昨今はキャンピングカーをワーキングスペースとして活用したり、長期で車旅に出かける方も増えてきています。
このようなスタイルで使用するとき、快適に過ごせる環境を整えなければなりません。特に暑い時期は熱中症のリスクもあり、たいへん危険です。

リチウムイオンバッテリーを搭載していれば、家庭用エアコンや生活家電をキャンピングカー内で使用できるため、自宅と同じように過ごせるようになります。
また、災害や停電などに見舞われたときも一時的な避難場所にできます。

今回はリチウムイオンバッテリーの特徴と充電方法について解説しています。合わせて長く使うためのポイントにもふれているので、参考にしてください。

リチウムイオンバッテリーとは

リチウムイオンバッテリーとは、キャンピングカーに搭載するサブバッテリーの1つです。
サブバッテリーには鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーがありますが、充放電サイクルや電力供給などの面では後者が上回っています。

エンジンが停止しているときにメインバッテリーを使用すると、バッテリーが上がってしまいます。
そのため、キャンピングカーではサブバッテリーを搭載しています。これによって、エンジンが停止しているときでも電源を使用できます。

サブバッテリーを使用するときは電化製品と電圧を合わせる必要があり、インバーターを使ってAC100Vに変換します。
これでキャンピングカーでも家庭用電化製品を使えるようになります。

リチウムイオンバッテリーの特徴

キャンピングカーに搭載するリチウムイオンバッテリーの特徴は、大きく分けて5つあります。詳しくみていきます。

電圧変化が少ない

リチウムイオンバッテリーは放電時の電圧変化が少なく、使い始めたときから安定した電力を長く供給できます。
これによって冷蔵庫やエアコンなど、長時間にわたる使用が予測される家電も問題なく使用できます。

一方、鉛のバッテリーはリチウムイオンバッテリーと同じ容量であっても長時間にわたって安定した電圧で働くことは出来ません。
スマートフォンの充電やテレビなど消費電力の少ないものであれば問題ありませんが、家電製品の使用には不向きです。

また、リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーの約2倍長く使用できます。
安定した電力を長く供給できるリチウムイオンバッテリーがあれば、車内で過ごす時間を安全かつ快適にしてくれます。

長く使える

リチウムイオンバッテリーは、従来の鉛バッテリーと比較して5.7倍ほど繰り返し使用することができます。
長く使える理由として、放電深度との関係が挙げられます。
放電深度とは、バッテリーの容量に対してどれくらい放電したかを示すものです。例えば100Ahのバッテリーから70Ah放電した場合の放電深度は70%です。
そして、充電と放電のサイクル数を増やすためには放電深度を低くするのが一般的です。また、どんなバッテリーも放電深度100%にすることは出来ません。

リチウムイオンバッテリーはこの放電深度を深くとることができ、例えば放電深度80%で繰り返し使用した場合、約2000回もの充放電サイクルを実現できます。
そのため、同じ容量でも鉛バッテリーなら3つ必要なところ、リチウムイオンバッテリーなら1つで済むということもあります。

軽量と省スペース

リチウムイオンバッテリーは、軽量でコンパクトなため耐荷重の面で車体にかかる負担を減らせます。
例えば同じ100Ahでも、鉛バッテリーが約30キロあるのに対してリチウムイオンバッテリーは約23キロとかなり軽量です。
当然、燃費もよくなりCO2の削減にも繋がります。

家電を使用できる

キャンピングカーで家庭用エアコンや冷蔵庫、電子レンジを使用できるようになります。
これはリチウムイオンバッテリーの安定した電力供給によるものです。ドライヤーと電子レンジを一緒に使っても、一晩中家庭用エアコンを稼働させていても問題ありません。
長期間の旅行はもちろん、パソコンをつないでワークスペースにしたり、趣味に打ち込むための書斎にしたりなど、生活の拠点としてもキャンピングカーを活用できます。

急速充電できる

リチウムイオンバッテリーは急速充電が出来ます。使ったぶんの電力を急速充電したとしても、バッテリーを痛めません。
以下、バッテリー充電にかかる時間の目安を割り出すときの計算式です。

「バッテリー容量」÷「充電電流」

例えば、100Ahのバッテリーを40Aのマルチチャージャーで充電したときは約2〜3時間で充電できます。ただし、マルチチャージャーの最大充電電流は40Aですが常に40Aで充電を行うわけではありません。
また、バッテリーの状態によって充電電流は異なるため、実際にかかる時間は計算よりも長くなります。

リチウムイオンバッテリーの充電方法

リチウムイオンバッテリーの充電は4つの方法があります。

  • 走行
  • 太陽光
  • マルチチャージャー
  • AC電源

走行充電

走行中またはアイドリングで充電する方法です。充電するためにはメインバッテリーとの間に走行充電器を設置する必要があります。
ただし、キャンプ場や道の駅などでは、アイドリングによる充電は避けてください。騒音や排ガスで周囲の人や環境に悪影響を与えます。

太陽光充電

キャンピングカーの天板にソーラーパネルを設置して、発電した電気で充電する方法です。
ただし、ソーラーパネルのみでは電気を使用することはできません。発電した電気は1度バッテリーに溜め、インバーターでAC100Vに変換する必要があります。
また、ソーラーパネルの仕様にあった充電コントローラーが必要ですし、悪天候時には発電効率が著しく低下するため、注意してください。

マルチチャージャー

マルチチャージャーを使って、家庭用コンセントから充電する方法です。安定的かつ効率よく充電できます。
ただし、通常の充電器と比較して急速に充電するため発熱量が多くなります。
マルチチャージャー自体が排熱できるようになっていますが、しっかり熱を逃がせるようにスペースの確保が求められるケースもあります。設置前には、必ず取扱説明書に目を通してください。

AC電源

オートキャンプ場やRVパークなどで充電する方法です。利用にあたって有料ですが、充電しながら電化製品を使用できるのがメリットです。
オートキャンプ場やRVパーク以外では、道の駅にも充電できるところがあります。ですが、無断かつ所定の場所以外で充電を行うことは犯罪となるため注意してください。

リチウムイオンバッテリーを長持ちさせる方法

リチウムイオンバッテリーは電気を100%使用しても充電でき、繰り返し使用できるのが特徴です。
ですが、毎回使い切るような使い方では長持ちしません。理想的なのは、50%使用した時点で充電するというスタイルです。

リチウムイオンバッテリーを長持ちさせるためのポイントは2つあります。

  • 100%に近い状態まで使わない
  • 使用後はすぐに充電する

このポイントを押さえておけば、リチウムイオンバッテリーを長く使用できます。

リチウムイオンバッテリーは快適な生活を実現する

リチウムイオンバッテリーは、キャンピングカーのサブバッテリーとして搭載します。エンジンが停止しているときでも電化製品を使用できるため、キャンピングカーにはサブバッテリーが欠かせません。
鉛バッテリーと比較して軽量かつコンパクトで、充放電サイクルの回数も多いところがメリットです。また、安定して電力を供給できることから家庭用エアコンやドライヤー、電子レンジを使用できます。
充電するときは走行充電や太陽光発電、外部電源を使用します。

リチウムイオンバッテリーがあれば、キャンピングカーを書斎やリモートワーク部屋にしたり、長期間の旅も快適に過ごせたりと生活に密着した使い方が可能です。
このような使い方を想定しているのであれば、リチウムイオンバッテリーの搭載をおすすめします。

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