ボーンブロススープ
今回は私が好きでよく作るボーンブロスご紹介しようと思います。
骨ごとじっくりコトコト長時間煮込んで、栄養たっぷり溶けだしたボーンブロス。
愛犬のために作ってストックしておくと何かと便利です。(もちろん人間にもOK)
しっかりと計量なんてしなくても簡単に作れるので是非おすすめです!
まず、ボーンブロスとはなんぞやって思う人もいるかも知れないので簡単にご紹介します。
ボーンブロスとは
ボーンブロスとは、その名の通り骨スープ!骨・関節とそれらの周囲の組織をじっくりと煮込んで作ります。
長時間煮込むことによって、タンパク質が分解してアミノ酸になる為に消化吸収がよく、水分補給にもバッチリ!
アミノ酸には、体内の炎症を抑える効果、痛みを緩和させる効果、胃腸の粘膜をすみやかに再生させる効果、さらにはリラックス効果もあります。
コラーゲンも豊富で、毛艶や皮膚も整える効果もあり!
関節保護に必要なグルコサミンもたっぷり。他にもグルタチオンも含まれていて、解毒効果もあります。
体の中にある不必要な物質は意識しないと体に蓄積されてしまいます。
ボーンスープで是非、愛犬の健康アップをしてみませんか?
ボーンブロススープを作ってみよう!
小分けに冷凍してストック。シリコン型はとりやすくておススメです。
残った具材の骨を綺麗に取り除いて、細かくしてトッピング用に!緑色のものは、ほうれん草ペーストです。
先日、私が作ったものをご紹介します。
鶏がら・鶏もみじ・きのこ類(しいたけ・まいたけ)・にんじん・ピーマン・ショウガ(ひとかけ)・ブロッコリー・パイナップ(ひとかけ)余っていた豚の耳(普通冷蔵庫にないですよね(笑))リンゴ酢(純米酢など)
※細かいレシピは検索すると沢山でてくるので好きなものを参考にしてみて下さいね。
※わんこ用なので、たまねぎなど犬がダメな食材は避けてください。
ザクザクと全部の材料を切ります。
浸かるくらいのお水とリンゴ酢を大匙2程度をいれてグツグツグツグツ長時間煮込むだけ!煮込めば煮込むだけ良いとされています。気になる人は浮いてきた灰汁や油をすくい取りましょう。(油は後からとれます)
水が少なくってきたら、追加して下さい。
リンゴ酢(アップルサイダービネガー)
酢には骨に含まれるたんぱく質を分解する働きがあるため、骨の栄養素がたっぷりと煮汁に溶け出します。特に、アップルサイダービネガーはお酢よりも優れた効能があるのでおススメです。
出来上がったら、具材とスープを分けます。
ザルにキッチンペーパーをしいてから、ザーッと分けてしまえば簡単に濾せます。家で食べる分なので、だいたいで問題なし!
そのスープを冷蔵庫などで冷やすと油が上で固まるので、簡単に取り除けます。これで完成です!画像では分かりにくいですが、プルプルしています。
塩を足せば、人も美味しく頂けますし料理のスープに入れるのもOK!
出来上がったスープを保存容器など好きなものに入れて、冷凍保存がおすすめです。
離乳食を保存する容器が、とても取り出しやすくて重宝しています。
100均などでも、今はいいものが沢山ありますね
少し時間が取れる時に、まとめて作っておくととっても便利ですよ。
今回私は10時間煮込みました。私的ポイントは低温でじっくりコトコト長時間です。スロークッカーならスイッチを押してあとは放置で出来上がるのでおススメです。
あと、個人的にはもみじや豚耳などコラーゲンたっぷりなお肉を入れたほうが冷やしたときにプルプルのゼラチンが出来上がります。このゼラチンが出来たらグルタチオンも出来ているという証拠にもなります。
※煮込み時間は本当に様々な意見がありますが、初回は1時間~2時間の煮込み時間を目安にして、色々調べて自分のベスト煮込み時間を見つけて下さい。煮込み時間が短いとボーンブロス風美味しいスープになります。(笑)
作るのめんどくさ~いと思った方は、わんこ用のボーンブロスもネットなどで沢山販売されているので是非購入してみて下さい。自分で作るよりも有機野菜にこだわったものなど沢山あります。
時間がかかるだけで、本当に簡単ですので作ってみるのも楽しいですよ!自分で愛犬にあった野菜やハーブなどを入れるとオリジナルボーンブロスの出来上がりです。
体に良いのはもちろんですが、愛犬の為に作ったスープを嬉しそうにしっぽフリフリ飲んでくれたら、その姿を見られるだけで作って良かった。また作ってあげるね。と幸せなひと時が増えますよ